産業廃棄物の収集業を始めたい

会社が事業を運営すると様々な廃棄物が排出されます。例えば建設業だと『木くず』『紙くず』『繊維くず』、畜産農業からは『動物の糞尿』『動物の死体』、その他の事業からは『燃え殻』『汚泥』『廃油』『金属くず』『廃プラスチック』等が挙げられます。

 

こうした事業者の出す廃棄物を集めてゴミ処理場へ運搬することのできる資格が【産業廃棄物収集運搬業許可】です。

 

もし許可が要らず誰でも無許可で廃棄物の収集や運搬ができるとなると、廃棄物を不法投棄してしまう人が出てこないとも限りません。そうした事態を防ぐために、ある一定の条件を満たした者にだけこの資格が与えられるのです。

 

さて、産業廃棄物関連の許可は、大きく分けて

 

【収集運搬業】
【処分業】

 

以上の2つの業種に分かれています。
【処分業】の許可は非常にハードルが高く、時間も2〜3年かかるほど難しいものです。したがって処分業に関しては簡単な説明だけにし、この項では最も依頼件数の多い【収集運搬業】について詳しく説明していきます。

 


産業廃棄物収集運搬業申請記事一覧

産業廃棄物とはそもそも産業廃棄物とはどのようなものでしょうか。まず単なる【廃棄物】とは、自分で利用したり売却できないために、不要となった固形物又は液状のものです。そしてこの廃棄物は【一般廃棄物】と【産業廃棄物】の2種類に分類されています。◆【一般廃棄物】全ての廃棄物から、後述の【産業廃棄物】を省いたもの。◆【産業廃棄物】現在の法律では、廃棄物の種類ごとに全21種類に分類されています。つまり【一般廃...

産業廃棄物収集運搬業の新規許可申請には5項目の要件を満たす必要があります。講習会を受講していること経理的基礎を有していること適法かつ適切な事業計画を整えていること収集運搬のための施設(車両等)があること欠格条項に該当しないこと以上の5項目です。以下、項目ごとに説明していきます。